FC2ブログ

トップページへ

伊藤先生との出会い・・by 泉

医学生時代のうつ病を経て

皆さんこんにちは、泉です。
ご挨拶記事で少し触れましたが、これから私が伊藤先生のもとに辿り着いてからの14年間の歩みを、少しずつお伝えさせて頂きたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。

職業は精神科医とお伝えしましたが、現在も週4日、精神病院と総合病院の精神科で働いています。
実は私は、医学生時代に、2年間に及ぶ重いうつ病を経験しています。
当時、精神科に通院しながら抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などを内服して治療を受けていましたがなかなか回復せず、希死念慮という「死にたい気持ち」が出てしまう程、重い病状でした。
しかし、精神医療の治療法のみでは改善がなく、あらゆる方法を試した私は、精神世界の本もたくさん手に取り読んでいました。
そして、体調を崩すきっかけとなった出来事に勇気を出して向き合った事を契機に、徐々に体調が回復して勉強にも集中出来るようになり、2003年5月には、無事に医師国家試験に合格することが出来たのです。

そのような経験を経て精神科医になった私は、精神医学の様々な分野の勉強会に参加し、積極的に学ぶ機会を持ちました。
しかしどこで何を学んでも、「自分自身のうつ病の経験」と「治療者としての目線」を合わせた際に、本当の意味で 「これだ!」と納得が出来る治療法や師には、なかなか出会えませんでした。
また日々患者さんと向き合う中でも、「精神医学だけでは、本当の意味で人の心を救えないのではないか」という思いが深まっていくばかりで、もっと本質的な「何か」を探し求めるようになりました。

残念ながら、精神世界と精神医療はリンクする内容がたくさんあるにも関わらず、ある意味では水と油のような関係性でもあります。
精神医学が西洋医学の一員であることから、精神医学側からすると、精神世界をすんなりと認めるわけにはいかない事情があるのです。
実際に医療の現場に身を置いていると、そのような風潮を身に染みて感じることも多く、私は葛藤していました。
また、当時は自分の病気を「消したい過去」と感じており、周囲にひた隠しにしていたという事もありました。
自分の中に矛盾を抱えながらも、

「きっと患者さんの中にも、私と同じような方がいるはずだ。
回復していく道のりは人それぞれで、手段や選択肢は、多い方が良いに決まっている。
たとえ精神医学の範疇でなくても、取り入れることで患者さんを根本的な回復へ繋げる方法があるのならば、学びたい。
でも、何を学びに行ってもしっくりこない。
一体何を学べば良いのだろうか…。」

という気持ちが強く、とても悩みました。
この頃の私は、社会生活は送れていたものの、軽度のうつ状態だったように思います。

そして、2006年9月。
私は27歳で、医師として4年目、精神科医としてはまだ2年目でした。
ある大学病院の精神科医局に所属して、精神医学を学びながら、大学病院、精神病院、メンタルクリニックなどで働いていました。

平日は様々な研究会や勉強会に顔を出し、また休日になると教会のミサに参加して牧師さんのお話を聞いたり、禅寺で座禅を組んで住職さんの説教を聞いたり。
藁をも掴む思いで、感じるままに出掛けていき、「出会い」を求めていました。
そんな日々の中である日、その全てを解決することになる、「伊藤先生との出会い」が訪れたのです。

ある精神世界の月刊誌を見ていた私は、伊藤先生が開業された最初のサロン、「ラサ・スペース」の広告が目に留まりました。
広告の中の先生のお写真を、気が付くと吸い込まれるように、じーっと見つめていました。
その時まるで、先生と目と目が合ったような感覚がしたのです。

直感的にピンと来た私は、すぐに電話をして伊藤先生のセッションの予約をしました。
当時はちょうど、先生がラサ・スぺースからリラ・アカデミーに移られたタイミングでした。
こうして2006年9月2日、私は初めてリラ・アカデミーを訪れ、伊藤先生にお会いしたのです。

佐藤 泉
by 泉 | Comments(-)