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「他人軸」から「自分軸」への転換 vol 2 ・・by 泉

被害者意識よ、さようなら

こんにちは、泉です。
ぽかぽかと暖かい陽射しの今日この頃、春の到来を感じますね。

前回の記事では、私が14年をかけて他人軸で生きることからシフトし、自分軸で生きられるようになって来た事をお伝えしました。
それに伴ってもうひとつ、自分でも「まるで別人のようになった」と思える大きな変化があります。
それは「被害者意識がほぼ出なくなった」という事です。

2度のうつ病の時、どちらも発症するきっかけは、社会生活や人間関係の中で起こる様々な出来事に対するストレスの積み重ねでした。
そして、負のスパイラルのスイッチを押し、精神的な転落の大きなきっかけを作ったのは、紛れもなく私自身の中に根深くはびこる「被害者意識」でした。

それがなぜ、被害者意識に呑まれることがなくなったのでしょうか。
先生はいつも「精神的な不調は全て、感情の抑圧から始まると言って良い」と教えてくださいますが、他人軸で生きていた過去の私は、人に嫌われることが何より怖くて常に相手の顔色をうかがっていたため、自分の本当の気持ちを表現することなく、ただただ抑圧を重ねて生きていました。
本音を抑圧して我慢を重ねていると、ある瞬間自分の中で“カチッ”とスイッチが入る音が聞こえるくらい明確に、「なんで私ばっかり」と負の思考パターンが生まれます。
伊藤先生はそのような状態を、「良い子人格が抑圧を重ねた結果、ある瞬間にプライド人格に転じ被害者意識が生じる」と教えて下さるのですが、その通りの事が起こっていました。

でも、私が2度のうつ病を克服し学んだ真実は、「自分軸で生きることの大切さ」であり、「自分の人生に自己責任を負う」ということでした。
自分軸で生きる人生は自己責任ゆえに、人のせいにする余地がありません。
それは一見大変な事と思う方もいるかもしれませんが、精神科医のくせに人に依存しっぱなしで、問題が起きるたびに責任転嫁してきた結果、2度のうつを患って苦しんできた私が断言します。
自分軸で生き、自分の言動に責任を持つ生き方の方がずっと豊かであり、ずっとずっと、自分の人生を生きている実感と喜びがあるのです。

  yuuyake

被害者意識というネガティブな意識状態は、人の心や精神の活動を滞らせ、エネルギーを落とします。
では、どうすればよいのでしょうか。

それはいつも伊藤先生が教えて下さるように、その都度自分の感情を受け入れ、それらを表現し、周囲の人たちと心の通ったコミュニケーションを重ねることから始まります。
それが結果的に、自分軸で生きることや自己責任を負うという選択に繋がっていくのです。
私はそれによって、被害者意識を乗り越えていく事が出来ました。
あれだけ長年の性分だった被害者意識から、卒業が出来たのです。

この大きな変化を遂げることができたのは、私が特別な人間だからではありません。
本気であれば、誰にでも出来ることだと私は思います。
実際に私は、病院で出会う自分と同じようなパターンを持つ患者さんに体験をシェアすることで、それを参考にして自分の在り方を変える努力をされた方々が状況を好転させ、薬物療法が不要になるケースを数多く見てきました。

そして近年、診察室での環境だけでは伝えられる人数が限られてしまうことへのフラストレーションを抱えていた私は、今このようにあ~スカblogで自分自身の体験を記し、皆さんに読んでもらえる事がとても嬉しいです。

また、このブログを読んで下さった方が、自身に置き換えて、日々の選択や行動を変えることで、人生をより良く生きられるようになって下さるとすれば、それ以上の喜びはありません。
これからも、伊藤先生との出会いによって私の人生に起きた出来事と成長について、綴っていきたいと思います。

佐藤 泉
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