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カウンセラー養成コース開始のお知らせ・・by 谷川

新たなスタート

こんにちは。コース生の谷川です。
新型コロナウイルスのため緊急事態宣言が出るなど、これまでとは全く違う生活になり不安が広がる中ですが、皆さんはどのように過ごされているでしょうか。
私も仕事以外では外に出ることもほとんど無くなり、家で過ごすことが多くなっています。

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こちらは私の愛猫のケンタです。家にいることが多くなった分、この子と触れあう時間が増えました。一見自分と新型コロナウイルスは無関係、とばかりにいつも通りに甘えてきてくれて私を癒してくれる存在ですが、果たしてこの子にはウイルスに翻弄されている私たち人間のことがどう映っているのかな、と考えてしまうことがあります。

さて、アースカレッジではこの4月で新たな期を迎えています。今年からコースの編成に変更があり、今までの自己実現コース、自己探求コースを統合し、カウンセラー養成コースとして新たなスタートを切りました。

コース生の顔ぶれは昨年から継続する人がほとんどで大きく変わりは無いのですが、これまで自己実現コース、自己探求コースで学んできたコース生の多くが、特にカウンセラーになるための知識やノウハウを学んできたわけではないにもかかわらず、自然と良質なカウンセラーに育ち、プロフェッショナルとして活躍しているというこれまでの経緯から、今回このような変更となりました。

アースカレッジで伊藤先生から学んだコース生のうち8人が、現在元コース生の井出広幸さんが率いる「信愛クリニック」で、カウンセラーとして活躍をしています。私自身も心療内科の医師として、アースカレッジで学んだカウンセラー達と一緒に仕事をさせてもらってきました。
診察では中々踏み込めないような深い領域まで入って話をしてくれ、その人の根本的な問題を解決していってくれるカウンセラーの存在はとても頼もしいものです。そのおかげで何年もずっと治らなかったうつ病の方が治っていったり、摂食障害で命も危ぶまれたような方が回復していったりという、奇跡なような例を何度も見てきました。

アースカレッジで学ぶ私たちは、お互いに自分を晒しあい相手の深いところに踏み込み、時には指摘をし合い、自分のカルマパターンをどうやって克服したら良いか、伊藤先生のご指導のもとお互いに切磋琢磨し合います。
自分のカルマパターンを知りそれを解決していく過程は、自らの心なさ、愚かさと向かい合い今まで避けてきたことに直面することでもあります。その過程には苦しみが伴いますが、それらと向き合い乗り越えるたびに人間的成長を果たすことが出来、同時に自分と同じ問題を抱えた人を導いて行くことが出来るようになります。そのようなことを繰り返していくうちに、自然とカウンセラーとしての能力が養われていくのです。

私自身も信愛クリニックで診断方法や薬の使い方を学ぶ一方で、伊藤先生のご指導のもと自分の問題点と向かい合っていくことで、他の人の事も何故その人がそうなっているのか、どうやって解決していったら良いのかが少しずつ分かるようになってきました。

それは私にとってとても大きなことでした。人の悲しみや苦しみに共感しながら、その人が抱える問題を解決に導けるようになってきたことで、今までより遥かに心に寄り添った医療を提供出来るようになっただけではなく、心の問題と繋がっていた身体的な問題まで改善することが出来るようになってきて、医師としての力も大きく向上したと感じています。

今は新型コロナウイルスの影響もあり、なかなか全員が集まってと言うわけには行きませんが、インターネットを駆使して遠隔で集まるなどして私たちは学びを続けています。毎月2日間に渡って行われるコースの開催日には、お互いにカウンセラー役とクライアント役に分かれ、1時間のカウンセリングを実施、その後全員で集まってシェアをして意見をし合う、という形で進めています。

伊藤先生は、相手を導くときの心構えについて「とにかく最大限相手に尽くすこと。こういうときはこうして相手を導こう、というような知識に基づいた目線では無く、ハートを開いて心を機能させ、心の目で見て、心で考え、目の前の人に跪くようにしてひたすらに尽くすことだ」と私たちに教えて下さった事があります。もちろん先生が行われるセッションと、私たちが行うカウンセリングとではまったく次元が違いますが、心構えは同じだと私は思っています。

ですが、この尽くすと言う事がやってみると実に難しいことに気がつきます。カウンセリングをしているとどうしても自分のカルマパターンが出てきてしまいます。例えば、物事を軽く捉えてしまう癖が出て相手の辛い思いに寄り添うことが出来なかったり、「うまくやらなければ」という癖が出てしまうことで力が入ってしまい、相手の話を聞く前に一方的に話してしまったりするのです。カウンセリングをする度に私は、真に尽くすためにはまずは自分の問題に向かい合わなければならない、という事を痛感します。

コースでは全員にシェアをしたときに問題点を指摘してもらいますが、そのたびに自分の抱えているカルマに気付くことになります。そして自らの問題を認識し、それを解決するためにまた動いていくことで、私たちはカウンセラーとしての学びを深めつつも、人間力向上を目指しています。

コースの進め方は変わりましたが、最終的に私たちの目指す方向は自分のカルマパターンを知り、それを克服していくことで人間力を高め、愛のある在り方を目指すということであり、基本的には今までとなにも変わらないと思っております。私たちの成長や、また新たな変化があれば皆様にお伝えしていきたいと思います。

谷川 徹也