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2022年の終わりに・・by さやか

皆さま、こんにちは。
高橋さやかです。

昨年お知らせの記事を書かせていただいてから、大変ご無沙汰をしています。
新たな公式ブログの立ち上げについては、まだお知らせすることができませんが、今日は、年末のご挨拶に代えて、私にとってとても大きかった2022年のことを書かせていただきたいです。
わたくし事になりますが、読んでいただけたら幸いです。

私は今年の8月から、伊藤先生のセミナーやセッション、アースカレッジのコースの参加をお休みさせていただいていました。伊藤先生のもとに来てから7年間のなかで、はじめての事でした。

私は伊藤先生のもとに長年いながら、人としてどう在ることが愛に基づいた生き方なのか、私の魂が求める生き方が何なのか、本質を理解することなく、失態をする度に向き合えず逃避をしてしまった人間でした。
当然リーダーとしてもまったく成り立っていないまま、自分を責めて八方塞がりになった私は、自分の殻に閉じこもり、コース生と話すことすらもできない状態に陥っていました。

このままではいけないと数ヶ月悩んだ末、私は、セミナーやセッション、コースへの参加をお休みさせていただき、自分がどうしたいのか省みる時間をいただきたいと、伊藤先生にお願いをしました。
当然お叱りを受けると思っていましたが、先生はただ、分かりましたと仰って、驚き憤るコース生たちに、「本人が何とかしたいと言っているのだから」と、何も言えなくなっている私の気持ちの代弁をなさるほどでした。

先生のお力になることなど微塵もしなかった私なのに、先生は私の意思を尊重されました。私はただただ、いたたまれなく、言葉がありませんでした。だからなおさら自分を何とかしなくてはならないと思いました。

お休みをしている間の私は、誰とも関わることなく、毎日カウンセリングをさせていただいていました。こんな状態で人様の話を聞くなんて、有り得ないと思いながら、それでも毎日、いらっしゃる方たちの話を聞かせていただき、その人自身が回復していく姿や、家族の関係が修復、再生していく姿をたくさん目の当たりにしました。

そのたくさんの姿から、日々私のほうが励まされ、与えてもらっている気持ちでした。
人は人によってしか救われない、という伊藤先生の言葉を何度も思いました。

そして、先生は常にすべてを捧げて尽くし、身を削って人を教えて来られているのに、私は、いつ先生の傍らに立って先生を支えようとしたっていうんだろう、本来は貢献するはずだったのに何もできていないという思いが、寝てもさめても押し寄せました。

そのような思いのなかで、11月になり、私は数ヶ月ぶりに伊藤先生のセッションに参加させていただきました。
このような思いがあっても、私はその時、何かをしようとする力すらも出てこない状態でした。でも何か、何かできないかと思う事を、本当に図々しいと思いながらも、先生にお話ししました。

すると先生は、その場にいたコース生の君山さん、桑名さん、中山さんと、私の4人で、手を繋ぐように仰いました。

その先生の言葉をお聞きした瞬間、私は腹の底から込み上げてくるものでいっぱいになり、膝から崩れ落ち号泣して、なかなか手を繋ぐことができませんでした。

「この人たちは、本来だったら、あなたの家族であり仲間であり、あなたと共に私を支えていたはずの人間です」
と先生は仰いました。

その時、これまでの愚かなカルマまみれの私、人にたいして、自分の気持ちを分かってもらえないとか認めてもらえない等の思いを募らせ、見下しやいがみ合いをする私の姿が、遠く感じられました。
そうではなく、愛に基づいてお互いに支え合い、高め合いたいという、私の魂が求めていた事だけがはっきりと感じられる、奇跡的な時間が流れました。
カルマに足をとられていなければ、世界はこういうふうに見えるんだと思うほどでした。

そして、私がせめて何かしたいとお聞きした事への先生のお答えは、「本来はこうだったはずという魂の欲求を、温め、育む」ということでした。

私が7年かけて先生にたいして重ねてしまった年月は、取り返しがつくことはありません。それでも、先生のセッションでこのような時間をいただき、自身の魂の欲求に基づいた思いを育み、2023年を精一杯過ごさせていただきたいと思っています。
このことの続きは、あらためて書かせていただきたいと思います。


寒さが厳しい冬となりそうです。
皆さま、どうぞあたたかくして、良い年末年始をお過ごしください。


高橋さやか

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