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いつもそこにあった愛情・・by 君山

しみじみ感じた小旅行

こんにちは。リーダー養成コース生の君山敬子です。
突然ですが、皆さんは、夫や妻、恋人などのパートナーに抱いている不満はありませんか?
今回は、夫に対する不満を抱えていた私が、夫との関係が変わってきたことで、夫の愛情を実感できたエピソードをお伝えします。

私が伊藤先生にご指導いただくようになって、はや12年が経ちます。その間、多くのことをご相談させていただいてきましたが、伊藤先生のもとを訪れたきっかけは、夫との関係にひどく悩んでいたことでした。
夫は、周りからは「よくできた旦那さんだね」と言われるような人物でした。私が歯科医師として開業する時にも、私の仕事のサポートができるようにと、転職までしてくれました。それなのに私は、良い夫だと頭では分かっていても、旦那の顔色を伺ってビクビクし、「家に居場所がない」「自分の気持ちを分かってもらえない」という思いに苛まれ、どうしたら良いか分からず、パニックになったり、鬱状態に陥ったりしました。そして、藁をも掴む思いで、伊藤先生にご相談させていただいたのです。

伊藤先生のセッションは、私にとって毎回、驚きと感動の連続でした。セッションを受けるうちに、夫に対して過剰にビクビクと顔色を伺っていたのは、自分の母親に対する投影だということが分かっていったことが、私にとって最大の衝撃でした。伊藤先生は、「夫婦や恋人同士の関係には、必ずと言って良いほど親子関係が投影される」と仰います。

先生にご指導いただいたことに取り組むことで、夫に対しての悩みが次々と解決していったのです。例えば、洗濯物が溜まっていて、夫が気をきかせて代わりにやってくれても、もしかしたら怒られるのではないかと反射的にビクビクし、「ごめんなさい」と言ってしまうというようなことがよくありました。先生から、「そんなときは、ありがとうと言うんだよ」と言っていただいたことで、「ごめんなさい」ではなく「ありがとう」と言葉を変えただけでも、気持ちがとても楽になり、夫に対してビクつくことが少なくなったのです。

夫に対して母親を投影していたのは、チャイルド人格の「ゆり」でした。ゆりは、母親に対しての怒りや寂しさ、怖さなどの感情が表現できずにいたのですが、「こんなことを思ってはいけない」と、ずっとその気持ちをジャッジして封じ込めてきてしまったのです。
しかし、『ディスカッションセミナー』と、ライブセミナーで主人格について先生にご講義いただいたことが大きなきっかけとなり、私のなかでジャッジが少なくフラットな人格の「ジュン」が大きく育ち、ゆりのなかにある本当の気持ちを「在るものは在る」と受け止められるようになりました。そのことでゆりは、それまで表に出すことのできなかった気持ちを吐き出せるようになっていったのです。

そんななかで、毎年夏に恒例になっていた小旅行に、今年も夫と二人で出かけることになりました。場所は、岡山県でした。
去年までは、出かける前から、夫を苛立たせないか、うっかりミスをしないかと、緊張しっぱなしだったのですが、今年はちょっと違いました。リラックスして、旅行を楽しみにしている自分がいたのです。

旅行当日は、新幹線での移動でした。お酒のつまみをちょっと買いすぎてしまったのですが、いつもは、そんなことでさえも、夫の気を悪くするのではないかと不安になってしまっていました。しかし今回は、旅が楽しみでうきうきしているんだと、夫に自分の気持ちを伝えていました。夫も普通に聞いてくれて、笑っている姿を見て、それまで自分がいちいち過剰に相手の顔色をうかがっていたのだということを、はっきりと自覚したのです。

現地に到着すると、夏バテして疲れ気味だった私のために、レンタカーを事前に取りに行ってくれたり、先に目的地の近くに降ろしてくれたり、夫がさまざまに気遣ってくれているのを感じました。
その他にも、旅行中のいろんな場面の些細なことで、夫の優しさを感じ、こう思ったのです。ああ、夫は、自分が思っているよりも、私のことをずっと大事にしてくれているんだな、と…。そして私こそが、夫の気遣いに全く気付かずに、いつも不満ばかり思って、いろんなことを当たり前にしていたんだなと、本当に夫に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。そして、これまでの夫の支えに心から感謝の気持ちが湧いてきました。自分の内側が変化すると、こうも見える景色や、感じる思いが変わるのかと驚きました。

この夏の旅行は、サプライズやイベント的なことなどない、とても素朴な旅行でしたが、夫の愛情をこれまでになく感じられたことで、とても新鮮で、幸せを実感した旅行となりました。

これから熟年に向かう夫婦ですが、互いのことを思いやりながら、色んな気持ちを伝え合える関係を深めていきたいと思います。


君山敬子
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