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内なる子育てと自己愛・・by 高橋

自分が自分の親になる

こんにちは。高橋恵子です。
私は、これまで人格統合に取り組むことによって、現実でも様々な変化を実感しています。なかでも、チャイルド人格をハッキリと捉えられるようになってきたことでの変化が、私にとって大きく、今回はそのことをお伝えしたいと思います。

私は、良い子カルマを大きく抱えている人格「志乃」が、日常的によく前に出ています。
志乃はいつも人に対して緊張していて、無理に明るく振舞って感じ良くすることが義務のように思ってしまう反面、人と関わることにうんざりして引きこもり、無気力状態に陥ってしまうパターンがあります。人と真剣に関わりながら切磋琢磨していくアースカレッジでの学びも、心から求めて好きで取り組んできたはずが、いつのまにか義務のように苦しくなってしまうのです。

先生にご指導いただくなかで、私自身は、以前とは比べものにならないほど自然体で人と関われるようになりましたが、志乃の根深い良い子カルマに足を取られ、義務感と無気力の振り子を振ってしまうジレンマに悩んできました。

そんな志乃が、根底から変わり始めています。
きっかけは、昨年8月の人格統合強化セミナーを受け、ヴィジョンが大きく進展するようになったことで、今まで見えていなかった志乃の側面が見えてきたことからでした。

志乃は、私の実年齢と同じ38才の人格ですが、ヴィジョンのなかでは、小さい頃に住んでいた家の庭に座り込んで動かなくなっていました。ハッキリと自己主張できず、拗ねてしまった2歳児のような姿で、じっとお母さんを待っているのです。
志乃が求めていたのは、「なにがあっても愛されている」という安心感でした。それが、親から与えてもらえず満たされていないために、誰に対しても心開けずにいたのです。お母さんから与えてもらうのを待ち続ける受け身の姿は、まさに、私の良い子カルマの原点を象徴しているようでした。

そんな志乃を変えるため、2歳児と接するように、とにかく不安を受けとめる取り組みをしてみましたが、その時は不安が和らいでも、その場しのぎにしかなっていない気がしたのです。アダルト人格である志乃に対して子ども扱いするようなアプローチに、これでいいのだろうかと迷いもありました。

そのことを、セッションで伊藤先生にご相談したところ、先生は、「人格自身が、アダルトチルドレンということだよね。私もかつてアダルトチルドレンだったけれど、アダルト人格が、自分の根っこであるチャイルド人格の面倒を見ることで、チャイルドは満たされ、アダルトは成長をしてきた。要は、子どもを持つことで親も育てられるということ。けれど、あなたは一人の人格のなかに、チャイルド人格が含まれてしまっているってことだよね。じゃあ、志乃を、大人の志乃と、2歳の志乃に分けてみたら?」と言われたのです。

そんなことができるなんて‥! と、私はしばらく息が止まりそうなほどの衝撃を受けました。先生は、「できるかなんて分からない。そんなこと提案したこともないから。でも、分ければチャイルドケアも成り立つでしょう?」と言われ、その言葉に、できるのか? という私の思考はすぐに崩れ去り、次の瞬間から、2歳の志乃の存在がハッキリと感じられたのでした。

それから毎日、2歳の志乃に目線を合わせながら過ごしてみると、ただ漠然とした不安を抱えているだけでなく、知らない人や場所に対して体が固まるほど緊張していたり、置かれている状況が分からないことに、いちいち怖くなっていることがわかりました。
同時に、苦しんでいる人、悲しんでいる人がいれば、自然と気にかけて寄り添おうとしたり、誰かの役に立つことがただ嬉しかったりと、純粋で、真っ直ぐな志乃の本質も目の当たりにしました。

そんな2歳の志乃が不安になる度に、大人の志乃が大丈夫だよと声をかけ、安心するまで抱きしめて、状況を説明してあげたり、感情を引き出して代弁してあげたり。それはまるで、何年も枯渇したままの大きな池に、1滴ずつ水を入れていくような感覚ですが、ほんのわずかずつ、底から潤って満たされていくのを感じています。
そして、自分で自分を好きになれず、人の評価を気にしてしまう良い子人格の志乃が、2歳の志乃を心底愛おしく感じるようになってきたのです。そうして、志乃の土台に居座っていた自己否定が、温かい自己愛に塗り変わっていっています。

このように、内側でチャイルド人格が満たされていくのと比例して、子ども達との関わりも自然と密接で温かいものになっています。今日一日どう過ごした? 何感じた? と、お互いのことを話す時間や、スキンシップをすることが増えました。自分を愛することを諦めず、安心感と自己愛によって根底から満たされてきたことが、子ども達にも波及していることをとても誇らしく思います。

また、人と話す時にも、以前よりリラックスして一緒にいる時間を楽しめるようになってきました。構えてばかりいたこれまでのことを思うと、素直に「人が好き」「人と関わりたい」と、混じり気なく思えるようになってきたことが、とても嬉しいです。

これからも、自分のチャイルド人格を育て直していきながら、子ども達とも色んなことを共有していきたいです。そして、周りの人とも、自然体で関わりながら、関係性を築ける自分になっていきたいと思います。


高橋 恵子
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