FC2ブログ

トップページへ

カエルの国の王子様・・by 谷川

ケロケロから、人間へ

みなさん、こんにちは。カエルの国からやって来た王子こと、谷川です。
突然のことで、さっぱりお分かりにならないかと思いますが、これは伊藤先生が私に付けて下さったものなのです。今回は、このユニークな名前が付いた経緯と、私の取り組みについてです。

先生が私の事を「カエルの国の王子様」と呼ばれるようになったのは、昨年の6月のこと。私が内科から心療内科へと専門を移し、信愛クリニックで勤務を始めた直後でした。たまたま信愛クリニックを訪れていた先生が、勤務中の私の姿をご覧になって「谷川って白衣を着て笑っていると、ペカっとしていて、カエルの国の王子様みたいだよね」と仰ったことから、この名前が付いたのです。

谷川修正  IMG_3618edit.jpg

ちなみに、左が信愛クリニックの院内に貼られている私の写真、右が先生の鳥さん「うらんちゃん」のお友達、ケロケロカンパニー社長とその御曹司です。こうして並べてみると、とても他人とは思えません‥。

ですが、私がカエルの国の王子様と言われるのは、見た目だけではない深い理由があります。
私はもともと、重い話題をまえにみんなが沈んでいる時に、その重さを受け止められずに浮き上がったように軽い返答をしたり、どっしりと落ち着いていられず早口でまくしたてたりと、その場にそぐわない軽い言動をしてしまうことが度々あります。先生は、そんな私の様子が、まるでなんの考えもなしにカエルが鳴いているかのように見えることから、「また谷川がケロケロしている」と表現されるようになりました。そして、伊藤先生は「谷川の問題はすべてケロケロに集約されている。これを改善させることが、谷川に一番必要な取り組みだ」と仰ったのです。

先生が、ユーモラスに表現してくださった私のケロケロ問題は、実はとても深刻で、私が人とのコミュニケーションをうまく取れなかったり、物事の重みや、深みを理解できないという問題に直結しているため、なんとしても直さなければと、努力を続けてきました。

先生のご指導のもと、ケロケロしてしまう「徹(とおる)」という人格ではなく、人の顔色を伺わずに怒りを表現できる「恭(きょう)」という人格を前面に出したり、外見を磨いたり、不安が強いチャイルド人格のケアをしたりするなかで、日々の診察においても、患者さんから、別人のようだと言われるほどの変化を遂げてきました。
それでも、どうしてもケロケロ率を一定以下に下げることはできず、一体どうしたらいいのだろうかと行き詰っておりました。

しかし最近、この問題を解決するための、大きなきっかけをいただいたのです!
伊藤先生が、私がケロケロするときに、まるで機械仕掛けのようで、芝居がかっていることから、ケロケロの正体は実は徹ではなく、チャイルド人格の「考(こう)」と「てつ」が、徹や恭などのアダルト人格を操作しているのではないかと見抜いたのです。それはまるで、頭部にあるコックピットにチャイルド人格が座り、レバーでガシャーン! ガシャーン! とアダルト人格を動かしているようなものだと先生は仰いました。

はじめは、「そんなことが本当に起きているのか!?」と驚きましたが、確かに私がケロケロするときは、考が自慢げに行動している時や、てつが不安を誤魔化そうとしている時だと合点がいき、チャイルド人格がアダルト人格を操っているという、先生のあまりにも的確な洞察に、「そうか、そうなのか!」と深く納得しました。
それはつまり、日常生活での主導権を、かなりの割合でチャイルド人格に明け渡して過ごしているということです。子供が大人を操って好き勝手にしているという大問題が起こっているにも関わらず、チャイルド人格達はまだ、事の深刻さを理解しておりません。考は舌を出してケロリとしており、てつは「怖い怖い」とコックピットにしがみついている状態なのです。

先生は、チャイルド人格をアダルト人格のコックピットからつまみ出すことと、チャイルドケアを行うことが必要だと仰いました。先生が指導して下さったことで、これまで私が抱えてきた大きな問題に、ようやく解決への道が見えてきたのです。
この取り組みは始まったばかりですが、今後も集中的に続けて、ケロケロから、私の目指す、先生のような本当に愛のある人間へと変わっていきたいと思います。


谷川徹也
コース生 | Comments(-)