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基盤となるもの・・by 俊哉

チャイルド人格とともに

みなさん、こんにちは。佐藤俊哉です。
これまであ~スカblogで度々お伝えしているように、伊藤先生のご指導のもと、私たちコース生は人格統合を進めていくことで、各々の変化を日々実感しています。

私はというと、人格統合を学びはじめてから今年で5年目になりますが、初めの2年間は、私の内側に間違いなく存在しているはずの人格たちをはっきり掴むことができず、人格の特定がなかなか進みませんでした。それは、あれやこれやと頭で考えてしまう癖が強く、それぞれの人格の感情にまったくチューニングを合わせられなかったからです。

また私は、「できる、できない」にこだわってしまう癖もあるため、一緒にコースで学んでいる仲間たちの人格が次々と特定されていくことが、ただただ羨ましく、ひどく焦りました。そんな私に先生は、「人格特定を無理してやる必要はない。特定されていなくても人格統合を進めていくことはできます。特定はいつか必ずできるのだから、焦る必要などまったくないのですよ」と励ましてくださり、そのお言葉を頼りに、仲間の協力を受けながら取り組んできました。

その後は、先生のセッションやセミナーで、人格のカルマパターンを浮き彫りにしていただきながら少しずつ特定が進み、4年目にしてようやく5人の人格を特定していただきました。やっと特定された喜びとともに、カルマまみれの人格の実態を知って、これが自分なのかと、膝から崩れ落ちるような思いをしたり、あまりにも酷い実態を受け入れられなくて抵抗したりしました。ですが、その度に先生が手を差し伸べてくださったことで、なんとか這い上がってきました。そうして、仲間からの支えも受けながらそれぞれの人格の課題に向き合い、地道に努力し続けた結果、「5年前の会話がまるで噛み合わなかった俊哉とは、別人のよう」と言われるところまで、成長させていただいたのです。

そんな中、今年4月の「チャイルド人格ケアセミナー」のなかで、子どもの頃、何ごとにも一生懸命だった自分の姿が思い出されました。そんな自分が、愛おしくて愛おしくて、涙が止まりませんでした。その姿こそ自分の原点であることに気づき、今もそうでありたいと心から思いました。

このことから、改めて幼少期のことが重要だと感じた私は、セッションで先生にお話しさせていただきました。先生は、私の人格表をご覧になるなり、「あなた、そういえばチャイルド人格がいないじゃない!」と驚かれました。そうなんです。私はまだ、幼少期の人格についてはまったく手付かずのままだったのです。

そこから、チャイルド人格にチューニングを合わせて先生にお話しをしていくと、母の手を固く握りしめ、絶対にその手を放そうとしなかったことや、母の言うことを忠実に守ろうとしていたこと、ミニカーやプラレール(電車のオモチャ)で想像を最大限膨らませながら遊んでいたこと、塗り絵を無我夢中になってやっていた姿などが浮かび上がりました。そのチャイルドの様子から、先生は「インドアタイプの子だね」と仰って、まずは1人目のチャイルド人格を特定していただきました。

さらにもう1人、自由奔放で快活なチャイルド人格がいるということを、私は以前から感じていました。その子は、本当は自由に遊びたいのに、いつも怒られるのが怖くておとなしくしていましたが、4年前の先生のセッションで、「絶対に怒らないから、自由にしていいよ」と声をかけていただき、天にも昇るように喜んだことを覚えていたからです。
今回彼に同調すると、近所の造成地の山の斜面で段ボールをそりにして暗くなるまで遊んでいたこと、父から子ども用のグローブ、ボール、バットのセットを買ってもらったことがとても嬉しく、それ以来毎日野球をしていたこと、テトラポットの上を飛び渡り遊んでいて、落ちて大けがをしたことなどが鮮明に思い出されました。先生は、「完全にアウトドアタイプの子だね」と、この子についても特定してくださいました。

みごとに陰陽が分かれている2人のチャイルド人格を特定していただいて、私は心底納得するものがありました。それは、与えられた課題や目標に向かってこつこつと努力すること、集中して物事に取り組む感性や、明るく、好奇心旺盛で、好きなことに夢中になるという、2人のチャイルド人格の要素が、自分の土台なんだとはっきり分かったからです。自分はこんな人間だとしっかりと認められたことで、自分の中にこれまでにない安心感と安定感が生まれました。

そして、人に対しても、その人のことを認めたいという気持ちが生まれ、相手の気持ちを汲み取り、言っていることにじっくり耳を傾けられるように変化しました。これまでの私は、なにかと人に対して、一方的に自分の考えだけを押し付けてしまうことが多かったのですが、それがとても薄れ、患者さんや妻との会話も以前よりスムーズになり、より分かりあえるようになったと感じています。

これで7人の人格が特定され、5年の月日を経て人格統合の基盤ができました。まだまだそれぞれの人格のカルマパターンに翻弄され、右往左往する日々ではありますが、新たに特定されたチャイルド人格とともに人格統合を進めていきたいと思っています。


佐藤俊哉
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