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幸せの体現者・・by 俊哉

“ちゃんちゃんこ”に宿る思い

今回も還暦祝いの続きです。

興奮冷めやらぬまま品川に戻ってきた私たちは、伊藤先生にリアルマリオカートがどんなだったかお伝えすることを楽しみにしながら、料理やグラスをテーブルに並べ、ビデオとスクリーンの準備に取り掛かりました。
私は、せめてとの思いでテーブルに箸を並べたりしてみましたが、「俊哉さんは、何もしなくていいから」と、仲間になだめられてはすごすごと座り、先生がいらっしゃるのを今か今かとお待ちしていました。

準備が整い、程なくしていらっしゃった先生から「どうだった?」と問われた私は、「もう~、最高でした!! ありがとうございました!」と、これだけのことを言うのにも舌がもつれるくらいの勢いでお伝えしました。

あれもこれもと、みんなで先生にお伝えしたい衝動を抑えつつ、まずは乾杯です!
伊藤先生は、この日のために極上のシャンパンを10本もご用意くださいました。「俊哉、還暦、おめでとう!」と、同期でもあり、同じ歯科医でもある君山さんの乾杯の音頭で、パーティーは始まりました。

先生からのサプライズプレゼントである「マリカー」の、その驚きと興奮、感謝を先生にお伝えしながら、胸いっぱいに広がる幸福感を感じていました。
ですが、そんな私を、さらなる驚きと喜びがまだまだ待っていたのです。

次の瞬間、先生が、「あっ、そうだ!」と言って、突然部屋を出られました。どうされたのかと数人の仲間が後を追っていくと、廊下の奥から仲間の悲鳴のような歓声が聞こえました。「何があったのだろう?」と思って先生のところに向かうと、なんと先生の手には、大きなスモーキークォーツが握られているではないですか!

それは、いつもクリスタルの大きな飾り棚の中に置かれていたもので、私はその前を通るたびに、「いいな~。でもとても手が出ないな~」と思いながら眺めていた石の一つでした。
先生は、「ジジィになった俊哉には、この渋い石がピッタリだと思って‥」と仰いました。

しばらく私は何が起こったのか分かりませんでした。しかし、先生が私の還暦祝いとして、その石をくださるのだということがだんだん理解されてきて、身体が震えました。
実際に手に持たせていただくと、その重厚さと強さ、温かさが、波を打つように伝わってきました。そしてその石は、今もこうして記事を書いている私の座右にあります。



驚きは、まだ続きます。
先生は、「小さいおじさん、還暦を迎える!」の記事で書かれているように、私の還暦祝いをご提案くださった際、みんなで赤色のあまった布などを集めて“ちゃんちゃんこ”を作ることも発案されていました。そしてなんと、お裁縫が得意なぶんさんが、“ちゃんちゃんこ”作りを名乗り出てくれたのです。

そのお披露目のときが、いよいよやってきました!

じゃーん!

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作者自ら、着せてくれました。

どうですか、この出来栄え!
すごくないですか?
帽子も、ぴったりです。

この時はじめて“ちゃんちゃんこ”の完成品をご覧になった先生は、「これはもう‥、愛でしかない!」と、私以上に感動されていました。

自分で言うのもなんですが、めっちゃ似合っています。そして何より温かいです。

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60と書かれたオレンジの布は、先生のエルメスのバッグが包まれていた布をいただいたそうです!

ぶんさんは、“ちゃんちゃんこ”の布の組み合わせに苦心したり、帽子は型紙作りの段階から試作を繰り返して作ったりしたことを、嬉しそうに語ってくれました。
仕事が終わった後のわずかな時間を見計らって、少しずつ縫い進め、パーティー前日には徹夜で仕上げてくれたのです。朝、ぶんさんが寝ていても、みんなが温かく見守っていた理由がようやく分かりました。

ご発案くださった伊藤先生、布を持ち寄ってくれたコースの仲間、なにより懸命にそれを形にしてくれたぶんさん。それぞれの思いがひしひしと伝わってきました。

さらに、私へのメッセージが書き綴られた扇子を手渡され、感無量です。

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先生とのツーショット。もう、最高です!!

ぶんさんの作った“ちゃんちゃんこ”に賞賛の嵐が巻き起こった後は、「マリカー」の上映会です。臨場感たっぷりの映像を見ながら、カートを操縦していた時そのままの驚きや感動を伝え合いました。

お酒が進むうちに、以前はとにかくひどかった私について、先生がご覧になっていた私の姿や、仲間から見た私の在り方を、みんなで涙がでるほど笑いながら話しました。

先生のご指導があり、仲間に支えられて、様々な問題を乗り越えてきた今の自分があってこそ、こんなにも笑える今なのだと、つくづく思いました。

先生は、いつも私の努力する姿を褒めてくださいます。仲間は、いつも私の先生に対する思いを応援してくれます。その結晶が、この1日に集約されたようでした。先生が与えてくださったもの、みんなが与えてくれたもの、それを100パーセント、すべてを全身で受け取りたいと思いました。

こうして、今まで60年生きてきたなかで最高に心が満たされた1日を経験し、自分は「幸せの体現者」だと実感したのと同時に、私も人の心を満たすことができる温かい人間でありたいと心から思うようになりました。

改めて、伊藤先生、ありがとうございました。
ぶんさん、みんな、ありがとう。
私は、宇宙一の幸せ者です。

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みんなの笑顔に囲まれて。


佐藤俊哉
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