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魂が求めていたもの・・by 君山

起源の感情を感じなおす

こんにちは。リーダー養成コース生の君山です。
回を重ねるほどに、深く深遠なご講義が続いている人格統合強化セミナーですが、今回のセミナーはこれまでにも増して、私自身に劇的な変化が起きた、とにかく大きな1日でした。

伊藤先生はこれまでのセミナーの中で、ブループリントについて、それぞれの魂には目的があり、今生での役割があることを教えてくださってきましたが、今回のセミナーではあらためて、さらに深いお話をしてくださいました。
「ブループリントが形作られるまでには、すごく長い歴史があります。魂によっては、時間軸にして何千年も何万年も転生を繰り返していたり、当然地球だけではなく、いろんな惑星でも転生したりしているのです。そうして個の魂が何度も転生してきたことに加え、魂が肉体をもっていない間のスピリットとしてのバックグラウンドも関わってきます」
私は、その壮大なスケールと広がりに、自分の魂にもどれほどの歴史が刻まれ、どれほどの思いを持ち越してきているのだろうと、想像しながらも圧倒されていました。

先生はさらに、「魂が愛に向かうために何を強く求め、一方ではカルマによって何をいつ、どう諦めてきたのか。そこをたどっていけば、それぞれの人格のブループリントが自然と見えてきます。分裂人格の起源となった出来事によってカルマのスイッチが入ったわけで、そこが人格を正常化させるための最大の糸口でもあるのです。本来、その人格が求めているものが何なのか。その時の感情を感じなおすこと。悲しい、寂しい、人が恋しいといった、人として感じて当然の負の感情を思い起こすことです」とお話しされました。

私は先生のお言葉をお聞きして、自分の分裂人格たちそれぞれが、起源となった時の感情を置き去りにしているのを感じました。特に人格の「ゆり」は、9歳なのにも関わらずあまりに大人びていて、「寂しい」「悲しい」「やだー」というような子供らしい感情を、ほとんど表現することがありませんでした。何があっても平気なふりをして、大人の顔色を見ながら、良い子であろうとしてきたのです。そんな「ゆり」はこれまで、自分の至らなさについて先生にご指摘されるたびに、ただダメ出しをされたようにしか感じられず、どうしても受け入れられずにいました。

ところが、人格それぞれにブループリントがあるということ、起源となった当時の感情を感じ直すことが大事だということを先生から教えていただく中で、内側が動いていくのを感じました。急に意識がクリアになり、チューニングを合わせる必要もなく、「ゆり」が自ら、自分の気持ちに真正面から向き合いたいと思っている意志を感じたのです。
これには本当に驚きました。「ゆり」にとって、起源の感情を感じることは、自分を保てなくなると感じるほど怖いことで、先生のもとで10年以上学んできた中でも、避けて避けて、避け続けてきたことだったからです。

先生が、「例えば3歳の子供なら、普通に寂しいとか、悲しいとかあるよね」と、フラットに話される言葉を聞きながら、はじめは、堤防の小さな穴から水が滲み出るように少しずつ感情が漏れ出てくる感じでした。感じたと思ったらすぐに薄れ、また先生のお言葉を思い出し、内側を手探りするような感覚が続きました。
そして、「ネガティブな感情や思いがあるのが普通」という先生の言葉に「ゆり」の頭がパカッと開いたように感じて、ある瞬間にまるで堰を切ったように、感情が溢れ出て来たのです。

私は、寂しかった。寂しくて不安で、どうしようもなかった。そして、お母さんと一緒に居たかった。いろんな時に、一緒に居て欲しかった。特別な時だけじゃなく、どうでもいいようなことを一緒に笑ったり、怒ったり悲しんだり、そういうことがしたかった。そして、お母さんに怒ったり、ワガママ言ったり、駄々をこねたりしたかった‥。
そういう色々な感情が混ざり合いながら溢れ出てきて、これまでしっかりもので、弱音を吐くことなどしなかった「ゆり」が、泣き崩れたのです。

私は、「ゆり」が感じているその気持ちを一緒に感じながら、これほどのものを内側に抱えているからこそ、これまで指摘を受け入れられずに逃避を繰り返して来たのだと、深く納得がいきました。そして、こんなに気持ちを抱え込んでいた自分のチャイルド人格に対して、傍観しているアダルト人格たちに、自分のことながら、人としての薄情さを感じました。これまで先生から何度もご指摘をいただいてきたことが、やっと深いところで繋がってくるようでした。

起源となる感情を体感として感じたことで、これまで先生からご指導いただいても向き合えなかったこと、受け入れ難かったことが、全て感情逃避からはじまっているのだと、腹の底から思えたのです。そして、感情を感じなおすことで、地に足がついたような、どっしりとしたものが土台にでき、これまでいただいたご指導やご指摘が、まっすぐ自分の中に入ってくるようになりました。

私は、一般クライアントからコース生となり今に至りますが、この間10年以上も先生から学び、日常や内側が信じられないほど大きく変わってきました。しかし、心の奥底にある核心部分には手が付けられずにきていました。そういう意味では、今やっとスタートラインに立てたという気持ちすらしています。
ゆりからはネガティブな感情も含め、これからも様々な思いが出てくるだろうと感じています。
その一つ一つを、傍観することなく耳を傾け、受け止め、共感し、ゆりの感情を感じながら、自分と向き合って行きたいと思います。


君山敬子
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