諦めなければ扉は開くこんにちは、認定ティーチャーの高橋さやかです。
ひんやりした風に乗って、キンモクセイの香りが漂う季節になりましたね。小さい頃、庭に咲いていたことを思い出して、どこか懐かしくほっとする気持ちになる今日この頃です。
今日は、私が個人セッションを担当させていただいている一般クライアントの I さんが、7年ぶりに伊藤先生のセミナーを受け、ハートが目を覚ました大きな変化を、ご本人の承諾を得てこちらで紹介したいと思います。
I さんが取り組みを始めた7年前。当時の I さんは、ご本人いわく完全な精神疾患で、その自覚もはっきりないままに、毎日をぼんやりとそして大変苦しく生きていました。
伊藤先生の著書を3冊読み、何か変わるかもしれないと直感して、当時のリラ・アカデミーを訪ねた I さんでしたが、当時はセミナーで先生にお会いしても、何かを深く感じたり、ご指導の真意を分かったりということがほとんど出来ず、今思えば、せっかくのご指導もほとんど耳に入っていない状態だったそうです。
それでも学びたい意思を認められ、晴れてコース生となった I さん。でもコースが始まってすぐにカルマパターンが激しく表面化し、伊藤先生と他のコース生があの手この手で差し伸べる手を掴むことができず、たった3ヶ月でコースをリタイアしてしまいました。
そして、ひどく妄想的な考えに囚われてしまう傾向が強かった当時の I さんは、その後、自傷行為をして病院に入院してしまうのです。
退院した I さんは、もう顔向けができない、と思いながらも自分の状況をリラ宛にメールしました。すると当時の認定ティーチャーから、伊藤先生のお言葉が伝えられました。
それは、「準備ができたらまた、いつでも門を叩いて下さい」というものでした。
I さんはそれを聞いた時、失神しそうになったそうです。
「まさか、そんなことを言っていただけるとは、夢にも思っていませんでした」という I さん。それから2年たち、I さんは当時リニューアルしたノア・アカデミーで認定ティーチャーの個人セッションを再開できるまでに回復しました。「伊藤先生のお言葉がなければ、這い上がるのは不可能だったと思います」と、当時を振り返っています。
以来5年間、I さんは毎月セッションを受けながら、停滞してしまうこともありましたが、少しずつ取り組みを継続して来ました。
私は昨年から I さんの個人セッションを担当させていただく中で、I さんが先生に教えていただいたことを元に、「ハートより大事なものはない」と感じていることが強く伝わってきました。そこで、再び伊藤先生のセミナーを受けてみては? と提案しました。
そこから I さんは数カ月間の心の準備を経て、ついにライブセミナーに参加し、7年ぶりに伊藤先生にお会いすることになったのです。
ライブセミナーに登場された伊藤先生は、I さんの顔をご覧になって、「ああ、あなたね、憶えてる」と、すぐに思い出されました。そして、感動している I さんがまだひとつも質問をしていないうちに、I さんがお聞きしたかったこと、必要なこと、全てを先生のほうからお話しになってしまい、「私そういうこと多いんだよねぇ~、あなたの時も(受講していた他の参加者に)そうだったよね!」とお笑いになっていました。
I さんは、「先生にお会いできたことで、今まで体験したことのない、ハートや頭のてっぺんの活性化を感じています」と話していました。そして I さんはその際の先生のご指導から、奇跡的な感覚を体験していきました。それはまるで、生まれ変わったかのような感覚だったそうです。
こちらはセミナー受講後の、I さんの個人ブログからの抜粋です。
「伊藤先生のセミナーを7年ぶりに受けさせて頂いて、自分の中に埋もれていた、愛が目をさましました。
伊藤先生に頂いたとしか言いようのない、ミラクルだと思います。
オギャアと言って産まれたとも言えるかもしれません。
言葉で説明しづらいのですが、先生に直接お会いして、ご指導いただいたことで、身体の中が化学変化を起こした感じです。
ご指導そのものもさることながら、さらに言葉に尽くせないものを伝えて下さるのだ、とわかって衝撃を受けています」
私は、I さんがかつて先生から与えて頂いたハートの芽を温め続け、コツコツと取り組みを継続した努力によって、再び扉が開くタイミングが訪れ、先生にお会いできる日が来たことがとても嬉しかったです。これからも、I さんを応援していきたいと思っています。
次の記事では、セミナーで先生がご指導されたことと I さんの大きな変化について、ご紹介したいと思います。

こちらが最近の、キラキラしている I さんです。
高橋 さやか